音楽の入手方法とか、管理とか、聴き方のお話。

相変わらず脱線しまくると思いますがw

パソコンでCDが焼けるようになってから、オンザフライで焼くこともあったけど、しばらくはwavファイルのまま保管しておいて、その時期に聴いてる曲と合わせて俺ベストを作ったりしていた。
それをまんまにしておくとHDDの容量を圧迫するのでMP3に変換するようになった。
そのMP3からオーディオCDを作ってもそれほど音が悪いとか思わなかった。
いつしかCDを焼いて聴くより、そのままMP3で聴くことが当たり前になり、iPodを持ってからはもうCDとかメディアなんていらないんじゃね?と思ったりする。

だが、CD音源→MP3化→プレーヤーという流れは今も変わっていない。

音楽を入手するということは物を買うことで、今の時代はデータだけを買うこともできるが、フォーマットの違いやDRMの関係で他のメーカーでは再生できなかったりする。
例えばiTunesで買ったものはiPhoneやiPodでの再生に問題はないが他の機器で再生できない場合もある。
非常に便利である反面、汎用性が無いこともネットで楽曲購入がメインにならない理由でもあるが、一番の理由はCD=キャラクターグッズと言うか・・・コレクションの対象であり、時にイベント参加券なのが大きな理由だw

だから俺にとってはこの流れはあまり変わらない。
逆に言えばデータだけで良いならyoutubeで高音質でフルバージョンがあればそれでも事足りる。

先に書いた汎用性の問題からフォーマットはMP3一択で良いと思っている。
ただ昔ほど容量を気にしなくなったので昔は128kばかりだったが、最近は320kで残したりしている。

MP3化した音楽の管理やプレーヤーの部分が今考えていることである。

家で音楽を聴くときはパソコンで再生する。
これはiTunesで全く問題ないというか、ほぼiTunesで聴いている。
やはりiPhoneユーザーだったのでパソコンにはライブラリーがあり、そこから再生するのが一番楽だ。
PC側でプレイリストを作ったり、iPhone側で作ったものも統合され、その時期に聴きたい数曲~数十曲のプレイリストを再生するのが主だ。

iPhoneを使っていたときは標準のプレーヤーがとても気に入っていた(過去形)
iOS5?6までかな?横画面にしたときのCoverFlowがサラサラと流れていくのがとても良かった。
ライブラリーをしっかり作り、アートワークも完璧にしようと思ったのはこれがあったからだ。
それが好きで慣れてた俺にとっては、その後は改悪でしかないと思っている。

今、ちょっと調べたんだけどCoverFlowが採用されなくなったのはこんな理由があったことを知らなかった。

「Cover Flow」関連特許侵害訴訟で再びアップルに有利な判決

一時は完全な敗訴だったようですね。

このライブラリーを作りこむ作業をしていてとても便利なのがSONYのMediaGoだ。
何が便利かというとMP3にはID3タグという楽曲情報を埋め込むことができるが、この情報も昔は気にすることもなく、アルバム名のフォルダがあって、曲番が先頭に付いて曲名がファイル名だったら言うことなかったのだが、今となってはこのタグの情報がとても大事だ。
同一アーティストの曲でもこのタグの情報が違えば同一として扱われない。
例えば名字と名前にスペースが入る入らないの差でも違ってくる。
アニメの楽曲に多いキャラ名(CV誰々)なんてグループだったときには大変なもんですw()の全角、半角、CVの後ろに:とか入れるのか入れないのか、それも全角、半角とかw一枚のアルバムは統一できても他のアルバムにも反映させなきゃいけないわけでwコピペだけじゃ結構大変です。
これらを正確かつ細かな情報をスピーディーに処理するにはMediaGoは持って来いで、ネットから情報を引っ張ってきてくれます。
iTunesがiOSデバイスにしか対応していないこともあり、他のメモリから音楽を再生できる機器に転送するときにも役立つ。
しかも独自にライブラリを作るのではなくiTunesと共有なので、編集した情報がiTunesでも反映されるのが良いところです。

またアートワークの取得は色々使ってみたが、今はBroadwayというソフトが一番使いやすい。

よって俺的音楽ライブラリの作り方。

iTunesでCDからMP3形式320kでPCに落とす。
Broadwayでアートワークをなるべく高画質で付加。最近は正方形にもこだわるw
MediaGoでタグの情報取得して他のアルバムとの整合を確認。
再びiTunesでタグの変更を確認しつつ、ソートしたときのフリガナにも対処。

こんな感じでライブラリに追加されると、あとはiPhoneを繋げば自動で転送される・・・iPhoneならねw

では、これをandroidであるXperiaだとどうなるかというと、楽曲自体はMediaGoで転送するのは問題ありません。
しかし長年作ってきたプレイリストが問題になってきます。
この問題とローカルでの解決は後回しにして、ネットを使うと簡単に解決できます。

常々思うのですが、例えば今自分のライブラリが1600曲8GBに届かないくらいの容量です。
これを全部端末に入れることは難しくありません。
でも、それだけあっても聴く曲、聴かない曲があるわけです。
それって無駄なんじゃね?大体気に入った曲だけ選んでプレイリストを作りヘビロテするわけですよ。
そして時が過ぎて、またその時の曲があって、その時期のプレイリストができて、それを繰り返してるうちに、更にその中の気に入った曲だけのプレイリストができてw結局のところその時期に聴いていたい曲など2GBも必要ないと思うんですよねw

だから980円で買えるmicroSDを刺して使うプレーヤーに、使い古した2GBのmicroSDを挿して、曲を放り込んでおけばそれでこと足りると思うのです。
だけど、いざってときw(あるのかよ?)その場の雰囲気でなんとなくw無性にあの曲が聴きたいってときがあると思うのですwその曲を持ってるにもかかわらず今は聴けないって状況が嫌なんですねw
そこで最近良いと思うのがクラウド型ミュージックサービスです。

まあ、この手のサービスは今に始まったことじゃありませんけど、2015年には大手が着手しました。
若い人の中にはiPhoneを使っていてパソコンは使わず楽曲の入手方法がネットのみという人もいるのだとか・・・それを否定する気は全くありませんが、俺には無い感覚です。
確かに俺もiTunesで数曲だけ買った曲がありますが、これはAppleID入れると再生機器として登録すれば自由に聴けるようになりますし、あれどこいったっけ?なんてことにはなりません。

最近のクラウド型は月定額で楽曲聴き放題ってサービスを付加するあたりは商売がうまいと思います。
しかし、考えると月980円、年間12000円近く払い続けることを考えると、聴きたい曲だけを買った方が良いのかなと思ったりもしますw買い切りなら後で聴くことができますが、月額サービスだと解約したら聴けなくなるのも大きな違いですね。
言ってみれば金を払い続けなければ何も自分の曲ではないわけで、課金をやめた瞬間何も聴けないのです。

これはネットで曲を購入する際の2つの形の話ですが、最近のクラウド型のサービスは自分のライブラリがクラウド上に保存され、端末に入っていない曲をネット経由で再生できるというもので、それ自体は無料です。
これはありがたいですね。だって数GB単位のライブラリのバックアップが無料でできることになりますから。
聴くという観点で言うならネットだろうがローカルに保存されたものだろうが音質が変わらなければ問題ないわけです。
ただ、これが固定回線を使ったものなら楽曲程度のダウンロードは継続的にしていても大した負担にはならないでしょうし金額も一定です。

しかし、俺が一番違和感を感じるのは、クラウドサービス自体は無料だとしても、どうして自分の持ってる曲を聴くのに携帯端末のパケット代を支払って聴く必要があるのか?という部分ですw

きっと皆さん5GB、7GBと月額パケット契約していると思うのですが、俺は3GBを超えることなどほぼありません。
動画を観まくれば、そんなもんは足りなくなって当然ですが、移動中にどうしても動画で観たいものを観てもそれほど長時間ではないし、まとまって動画を見るならPCで大画面で観たいですw
だからそれほどパケットが足りないと思ったことはないのですが、日常の通勤時間に聴く音楽とか、車で再生する時間を全部ネットで聴いていたら、そのパケット量は結構なものになります。
これはかなり馬鹿げてるなんじゃないかな?と思ったりしましたが、これも実は使い方次第で簡単な解決策を見つけました。

また、ネット経由で再生している以上、当然ネット環境が無いと再生できません。
どこでも携帯が使えるこのご時世、そこまで気にしなくても良いと思うかもしれませんが、つい数日前に電波が全く入らない環境を経験しました。
ドライブしながらネット経由で音楽を再生していたのですが、次の曲がかからないな?と思ったら電波が届いていないとwもうこれを言い始めるとローカル以外は無いんだけどねw

さて、長々と書きましたが何ができなくて、何がしたいという部分を整理します。

1.iPhone、androidの区別なく自分のiTunesのライブラリとプレイリストを再生したい。
2.特にプレイリストは重要で数十曲のプレイリストを複数作るのは面倒でありiTunesのプレイリストをそのまま使いたい。
3.クラウドサービスを使いライブラリのバックアップができて、再生時はなるべくパケットを使わないで聴きたい。

1.2.に関してiOSデバイスでは問題がありません。
今自分が使用しているandroid端末2台でこの問題が発生します。
iTunesはiOSデバイス以外はサポートしていません。
そこでMediaGoを使うのですが、MediaGoはiTunesとライブラリを共有してストアで購入したDRMがかかってる楽曲以外はほぼ同じく転送することができます。
問題はプレイリストでiTunesのプレイリストはそのままMediaGoでも認識されます。
しかし、androidでは日本語が入ったプレイリストは除外されてしまい同期できません。
これを実行すると見事なまでに英語タイトルの楽曲だけのプレイリストに変換されてしまいます。
これはMediaGoだけの問題かもしれませんし、プレイリストを変換することで解決できるかもしれませんがやっていません。(そんなの面倒でやりたくないw)
これは未確認ですが現状からの予測ではプレイリストの問題は・・・kitkatは問題ないけど、lollipopは問題がでるのかもしれない。

そこで

iTunesのライブラリとプレイリストをそのままクラウドにアップロードし、ネット経由で再生することで解決しようと思いました。
ただし、再生の全てをネット経由にしてパケットを浪費することを避けられることが条件。

このクラウド型サービスについて、この記事を書いてる今日時点の自分の考えるベストなサービスと使い方について書いておこうと思います。

色々試したわけではありません。
たった2つのサービスを試しただけですがw

それはGoogle PlayMusicとAppleMusicの2つです。
どちらも有料と無料の2つのコースがありますが、上に書いた通り有料コースについては月定額で楽曲聴き放題
なのですが俺には必要ありません。
したがってラインナップが3500万曲だろうがなんだろうが関係ありませんw

共に無料コースでの比較です。

書いた通り、今の自分のライブラリなどたかが1600曲で8GBにも達しません。
どちらもクラウドにアップできる曲数、容量共に全く問題はありません。
ちなみにGoogle5万曲、Apple2.5万曲だか容量アップして10万曲?らしい。
もし自分が持ってるCDの半分がまだライブラリに無いとしてもどちらも余裕だし、仮に3倍、いや10倍に増えたところで上限を超えることは無いでしょう。

言わずもがな、androidはGoogleさん、iPhoneはAppleさんなわけですが、どちらもどちらのサービスを受けるためのアプリを提供しています。
したがってandroidだからAppleMusicが使えないとか、iPhoneだからGoogle PlayMusicが使えないなんてことはありません。
ものは試しに両方とも使ってみましたが、完璧なまでにGoogle PlayMusicの勝利です。

今はiPhoneを持っていませんからandroidだけでの評価になりますが、多分今のシステムであればこの評価は端末に関わらず覆ることはありません。
とは言っても俺が間違った設定をしている可能性もあるので、あくまでそれを含めての評価です。

評価と言っても単純で、自分のライブラリとプレイリストがちゃんと反映されるか?

それだけです。

実はGoogle PlayMusicは2015年10月18日までに登録すると有料サービス980円が780円に割引されるキャンペーンがありました。しかも初月無料だったかな?忘れてしまいましたが、有料聴き放題はいらないと言ってもこの先サービスを利用したときに月額200円の違いは大きいし実質amazonプライムの音楽聴き放題なんてチープなサービスを抜かせば今のところ最安値ですからね。(でも動画観るのと当日配送の為にプライム会員ですw)

したがって去年から利用はしていました。

PC上の音楽ファイルの指定ができてiTunesであったり、Musicフォルダ、Windows Media Playerなど同期させたいライブラリを指定できます。
当然iTunes同期を選ぶと結構な勢いでアップロードが始まります。
しばらく待ってからandroid上のGoogle PlayMusicアプリを起動すると、しっかり自分のライブラリが反映されています。
プレイリストも問題なく、昔iPhoneのGeniusなどで作ったプレイリストなどを除き、自分で作ったプレイリストは完全に同期されました。
そして、全曲はいらないけど、よく聴くプレイリストだけはダウンロードしておけばパケットを使うこともありません。
ちなみにアートワークも違ったものになることもなく、特に文句のつけようがありません。

あえて言うならばkitkat問題くらいでしょうか?
PCからUSBケーブルを介して直接端末に挿したmicroSDにデータを書き込むのは問題ありませんが、kitkatの場合アプリによる外部メモリ、つまりはmicroSDへの書き込みは禁止されています。
よってプレイリストの曲をダウンロードしようと思っても書き込み禁止のため機能しません。
これはandroidOSの仕様の問題でGoogle PlayMusicの問題ではありません。
結局Googleの問題ではあるのか?w
まあ、でもlollipopなら問題ないわけですから良しとします。

対してAppleMusicですが、iTunesとの連携ですかから当然親和性は上を行くと思い期待が高まります。
こちらもandroid用アプリを準備して、PC側はiTunesから利用登録します。
こちらもアップロードが始まるのですが・・・

なんだこりゃ?

プレイリストは確かに俺が作ったもので名前がありますが、曲が抜けています。
Geniusで作ったプレイリストも表示されていますが、これも曲が足りません。
しかも、サーバー上にある楽曲と照合して同じ曲と判断されると、サーバー上の曲が配信されます。
例をあげると鮎川麻弥のΖ・刻をこえてや星空のBelieveを再生するとiTunesのストアにある曲が再生されます。
そんな音じゃね~よ!しかもZはロングバージョンなんだよ!お話になりません。
しかもストアで買った楽曲がこのAppleIDで購入したものではありませんと表示され再生できず、閉じるってクリックしても永遠に再表示されますw

はっきり言おう!
サーバー照合の件はアップロードする曲数減らす効果があるかもしれないが、違う曲にするのはダメだろう。
いくらアプリがβ版って言っても、あまりにもお粗末な出来じゃないか?
なにやら結合と置き換えという選択があるらしいが、そんなのあったかな?と思うし、あったとしてもそんなもん理解し難いよ!

ってことで、また一つAppleが嫌いになりましたw俺本当にiPhone信者だったのか?と思うほどです。
きっとAppleではなくジョブズ氏の作る製品が好きだったのかもしれません。
って言いながら同じSONYでありながらXperiaにプレイリスト転送できないMediaGoもいかがなものかと思いますw

なんだかんだ言っても、先のことはわかりませんね。
なんとなく大画面に憧れてでかいスマホを選んだら意外に使いにくくて、この先もスマホは小型なものを選ぼうと思っています。
iPhoneで4インチが復活するとか、4インチまで下げなくても小型化するなんて噂もあるし、そうなるとまたiPhoneに戻ったりするかもしれません。
何か一つでもiOSデバイスがある限りiTunesを使わないことはないでしょう。
外部メモリを使えるandroidは便利だと思いますが、それも仕様がまた変わってアプリからの書き込みを禁止するようになるかもしれません。
そもそもGoogle純正扱いのNexusシリーズは外部メモリを使えず、だからといって内蔵メモリが大きいわけでもありません。
そう考えると音楽などのデータはやはりネットから再生するものになり、ローカルなメモリにライブラリを入れるなんて時代じゃないのかもしれないですね。
逆にそうなってくればiPhoneの128GBや64GBを買わなくても16GBで十分と言えるかもしれません。
これも時代とともに大容量が安くなっていくのでしょうけどwもしかしたら次は最低容量が32GBとか64GBになっていくかもしれませんね。

そんなわけでとても中途半端な状態になっています。

PCでの音楽管理はAppleのiTunes(慣れもあるがiOSデバイスがある限り切れない)
でもタグの編集に使うのはSONYのMediaGo
今の状態ではMediaGoでandroidにプレイリストを送ることはできない。
プレーヤーはGoogle PlayMusicを使いよく聴くプレイリストはローカル保存でパケット浪費を防ぐ。

こんな使い方になりましたw