それってど~なのよ?2ndシーズン

袋小路ロイ左衛門の日記的なものw

仕事

ネスカフェよりもダウンヒルw

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初めてExcelを使ったのは1998年だったと思う。

パソコンは趣味でいじるものの、仕事で使ったことが無かった俺には無縁なソフトだった。
字が下手な俺にとってワープロは欲しいものの一つだったが、文章を印字して使うことはほとんど無く、ネットの世界に放り投げるだけでよかったから、Wordも使ったことが無かった。
というより逆に言えば文章のレイアウトなんかは、Excelの方が簡単じゃね?くらいに思っていた。
まあ、それでも使わなかったのだけどw

そんな俺が何の参考書も読まず、ただ見本で渡されたファイルを頼りに、どうやったら同じものを作れるかを研究を繰り返していた。

と言うのも、とても特殊なExcelの使い方で、罫線を使って簡単な図を作るような感じで、セルに入力するのもどちらかと言えば数値よりは文字が多かった。
ほんの少しだけリンクされる部分があって、それを元に集計表を作ったりするのだが、そこにある関数の意味なども全くわからないところから感覚で覚えたに等しいwってか感覚で覚えられた時期だったのだなw

下手に他からコピペすると書式が変わってフォントが変わったり、字の大きさが変わったりするのがなぜなのか?もわからず、1つの項目に対して行数が不定形の小計記入欄に、なんのテクニックも関数もわからないから全部手打ちで入力したりしていたw

よくやってたよな~w

やがて値貼り付けや、オートフィルや、便利な関数を少しずつ覚えて、仕事も早く楽にできるようになっていった。

だが・・・

最初から基礎を学んでいれば、そんな無駄な時間はかからなかったとつくづく思うw

しかし、その膨大な無駄な時間を費やして覚えたものが宝なのだ。

やがてある程度わかってくると、どんなデータを扱っても同じ作業を繰り返していることに気づき、その作業をマクロを使って自動化することを覚える。
スキルがあがるほど、仕事は早くなり効率的になっていくが、その評価もされなきゃ、最後にはそれでも対応できないほど仕事量が増え、常に遅いと言われる状況に陥っていった。

通常の事務作業を専門にやる人、Excelを使いこなす人は沢山いると思うし、そんな人たちに比べれば自分のスキルなど鼻くそだと思うが、それでも自分としては・・・

「俺エクセラー!」

と名乗りたいくらいだったw
どこのネスカフェだw

しかし、転職して全くそんなスキルは役に立たず・・・
まあ、タクシーの売上管理とかはExcelでやってたけどねw
もう永遠に使わないスキルだと思っていた。

OSも進化してExcelのバージョンもあがる。
俺はいつまでたってもExcel2003どころか2000を使っていたのだw 
OSがxpまでは良かったが、やがてOSを7にすると2000を使う状況ではなく、かと言ってofficeなんか買う余裕もなくOOoとか使ってた(仮面ライダーじゃないよw
しかし、このOOoのCalcってのが全く使いにくくて「Excel互換だとすると今の2007とかこんなに使いにくいの?」なんて思っていたのだ。

人生に無駄は無い。

いや、無駄にしない方向を選んだつもりだが、転職したことで、またしてもExcelに触れる機会がやってきた。
初日にPCを渡され、最初のミッションは発行されたメアドを使ってoffice365のインストールとoutlookの設定だった。
業務のことはわからないが、こんな分野はおてのものだw

超久しぶりに純正officeに触れた。
次のミッションはPowerPointでの資料作成だった。
ほとんど使ったことが無いが、そこはなんとか課題の資料をつくりあげ、今度は同じものをExcelで作ってみようと思った。

久しぶりのExcelだが、やっぱりCalcなんて比べものにならんくらい使いやすいじゃないか!w

その後、与えられた仕事は数百社のHPから情報を収集し、Excelにまとめる仕事だった。
HPに書かれてることなので定型のフォーマットではない。
だが、それを同じ書式に加工するのだ。

おお、いよいよ生きるぞ!俺の鼻くそじゃない・・・スキル!w

いくつかのパターンを割出し、それに対応したマクロを組んでみた。
少し使い勝手は変わってるが思うように設定できた。
7つくらいマクロを組んだら、ほぼ全自動でできるようになった。

資料を作り上げた翌日。

「3月3日にMOSの試験があるから受けて」

MOS?それは噂にききしマイクロソフトオフィススペシャリストのことだった。

そう、我が拳は我流・・・

基礎を知らないまま育ち、自分に必要な部分のみに特化した邪道の拳w
ここいらで王道の免許皆伝を受けるのは望むところ!
それに大事なことがある・・・

それは!スペシャリストって響きがかっこいいw
秋名のダウンヒルのスペシャリストみたいでいいじゃないか!w
まあ、人生のダウンヒルならスペシャリストだがw

その夜から、練習問題付のテキストを買ってきて修行は始まった。

しかしよ~・・・意外に知らないことないぞwなんて侮っていた。
そうか・・・我が拳も中々磨きがかかっておるのだな!などと調子こいていたw

ぶっちゃけExcelにはスペシャリストの上にエキスパートってのがある。
正直ただのスペシャリストは全般的な使い方がわかります程度のことばかり。
難しい関数やマクロに関してはエキスパートの領域なのだ。
余談だが、エキスパートの方が凄くても、なんか電車の時間を検索するみたいでかっこ悪いと思ってしまう俺のセンスは相当良いと思うw

まあ、余裕だぜなんて思っていたのだが・・・

先日も話題になったのだが、皆さんは絶対参照という言葉を知っているだろうか?
Excelの計算式は他の部分にコピーすると、参照する行や列をオフセットして貼り付けられる。
これは便利である反面、参照する場所を変えてはならない場合もある。
そんなときは絶対参照だ。

A1を絶対参照したいなら$A$1となるが、この$を俺は今まで手打ちで打っていた。
ところが、参照指定したあとにF4キーを押すと絶対参照、もう一度押すと列指定、もう一度押すと行指定、もう一度押すと相対参照に戻るという機能を知らなかったのだw

これに限らずキーボードのショートカットについては知らないことだらけだw
俺の場合はマウスでの操作がとても多い。
ツールバーから何か選んだ方が早いこともあるが、大体は右クリックからってのが俺の基本だ。
仕事が早い人はほとんどキーボードから手を離さないから、まだまだ改善の余地は沢山あるのだと思う。

まあ、そんな知らなかった便利なことなんかも覚えながら、結構楽しく勉強できた気がする。

ただ、試験に関してはシビアで、機械の自動判定だから答えが同じでも違う関数を使ってはダメだったりする。
あとは、問題をよく読まないとダメなのは基本ですね。
一つだけじゃなく、二つのことをやるように書いてあることがあるのだけど、一つが終わったら次の設問を説き初めてしまって、答えあわせで、なんで間違ってるんだ!と怒ってみたりw

俺の買ったテキストには模擬試験が3回分付いていたけど、それに関しては2回目以降95点以下はなかった。
だが、初めてやる問題は意味を理解するのに時間がかかる。
これが意外にも厄介なのだ。
50分の試験時間に対して20問。
20問と言っても、ワークシートの切り替えが20回あり、その1つのワークシートに対してやる作業が2つか3つだ。
実質20問と言いながら、やる作業は40近い。
これを50分でやる。
1つの作業に対して1分ちょっとしか時間がないのだ。
どうすればいいんだ?なんて考えているようでは厳しいのだ。

つまり、あまり難しいことは求められないが設問の内容をすぐに理解して、ただちに作業していかないと間に合わないことになる。

浅く、広く理解し、正確かつある程度のスピードを求められるのがこの試験だ。
実質、仕事でやくにたつ部分もあるが、早く仕事ができる=使えるやつを育てるには確かに有効かもしれない。
もちろん試験は満点じゃなくても合格できるが、仕事ではミスは許されないのは違うところだがw

繰り返しになるが、Excel2000以外、今回の2010まで中間のバージョンを使ったことがなく、どのバージョンから実装された機能なのかは全くわからないが、2000でもあった機能もあれば、そうではないものもあった。
だから一通りは勉強したつもりだ。

そして、まだまだ先だと思ってた試験日は、あっと言う間にやってきたw

普段は使わない自宅から近いローカル線の駅から3つ先の駅にある試験会場。
全国一斉試験なんて言うから、でかい会場で沢山の受験生がいるのかと思ったら、エレベーターも無いビルの4Fにあるパソコン教室が試験会場だったw

受験票と身分証明書を見せて受付完了。
注意事項を読みながら試験開始を待つ。
あらかじめメールアドレスとパスワードで受験者IDを取得させられるが、それを入力して待っているとどうやら本日の問題は18問らしいことがわかった。

いつもは20問だが18問なら少しは余裕か?
いや、慣れた問題なら時間を余すが、初めての問題は読むだけでも時間がかかる。
その内容がわかりやすければ良いが、理解できないとさらに時間がかかる。
油断はできない。

キーボードにそれほどこだわりは無いが、俺にとってはマウスはスピードの生命線だ。
だが、落とし穴はそこではなかった。

それはモニターだった。

最近のワイドモニターではなく、四角いモニターで解像度も高くない。
これでは見渡せる範囲が狭い。
だが、ワークシートが見渡せないのはまだいい。
画面上3/4くらいがExcel画面で、問題は下1/4くらいなのだが、この問題もスクロールさせないと下まで見えないのだ。
おもわず言った・・・

やり方がきたねーよwと

しかも最初の注意にもあったが、自分の入力モードを決めたらIMEのツールバーを非表示にしろとw
確かにあって邪魔だったが、なにかあったら困るので出したままずらして使った。
いや、正確に言うなら1問目の問題でユーザービューの設定があり、IMEのツールバーが邪魔だったからずらしたのだった・・・ 

本当にやり方がきたねーよw

正直途中で全く設問の意味がわからない問題もあった。
この試験にはもう一つ特徴があって、設問のとおりに作業を終えたら「次へ」のボタンをクリックする。
そして、その「次へ」を押したら最後、その問題には戻れないのだ。
だが、あとで考えてから取り組みたい場合はスキップという機能がある。
これは全問題を回答後、その問題に戻れるのだ。
今回の場合だと18問を回答したあと、本来なら試験終了なのだが、スキップがあるとその問題に戻れるのだが、俺は勉強のときにわからないことはその場で覚えるためにスキップを一度も使ったことがなかったのだ。
試験中盤で残りの問題数と時間を見て絶望的な状況を感じ、あえてわからない問題はスキップしたのだった。
模擬試験を試験としてきちんと考えていなかったつけがまわってきた感じだ。
そして、試験慣れというか試験のためのテクニックが必要だと思った。

最後の15分くらいは本当に焦った。
てか、これ諦めるしかないかな?と思うほどだった。
ちなみにこの試験、今回は会社で費用をだしてもらってるが、1回1万円ちょっとかかってる。
そして、この試験のために業務時間中に勉強をすることも、勉強のために残業することも許してもらった。

落ちるわけにはいかねーし、落ちたからもう一回受けさせてくださいなんて口が裂けても言えない。
本当にダメなら謝って謝って、自腹でもう1回の話だろう。
ってか、そこまで能力無いなら無理だよと言われてもおかしくない。

諦めたら負けなんです!

まだ、時間はある。
焦らずやれば簡単な問題はできる。
満点を取る必要はない。
1,000点満点で700~800点でも合格になるようだ。
そう!これは仕事の一環だが、これ自体は仕事ではない。
ミスしても合格すればいいのだ。

後半はわかりやすい問題が多かった。
そして、ラスト2分で18問目を終了。
スキップに戻る。

ちなみにスキップした問題は3つの作業があって、1つの回答していてもスキップした時点で無効となり、最初からやり直しだ。
幸いにも1つ目がわからなかったから何もせずにスキップしていた。

そして、この残り時間で難解な1つ目を理解する時間に使うのも無駄であろう。
ここまでおそらくはそんなに酷い状況でもない。
1つ捨てても合否に影響はないはずだ。
ってか、この1つが合否に関わるようでは、まったく勉強してきた意味がない。
おもいきって捨てた。

この1つ目と連動する作業であるなら、2つ目3つ目も解けない可能性もあるが、ぜんぜん関係ない作業だった。
しかも超簡単なwその時の残り時間を見たら34秒だった。
この34秒に俺はバーストリンクを発動したかったが、できないので少しだけクロックアップしたw

残り2つの作業をやり終えて最後の次へを押すころには、多分数秒しか残っていなかったと思う。

さて、この試験の素晴らしく、また残酷なことは、結果はすぐにわかることだw
こんなシステムでやってるのだから当たり前だろう。

結果は1000点満点中900点で合格だった。

すぐさま試験官が結果をプリントアウトしてくれた。
ほとんどの項目で正答率100%だったが、環境の管理という項目は67%
セルやワークシートの書式設定については50%と散々な結果だった。

何か問題を読み飛ばしてしまったかな?

そこまでミスるとは思えないのだが・・・
まあ、これが実力なのだろう。
大方予想はしていたが、やはり時間との戦いとなった。

そんなわけで我が拳は我流であったが、教本を頼りに基礎から学びなおし、なんとかExcel2010のスペシャリストになることができた。

だが、こんなもんは少しExcelをいじったことがある人なら、1週間も勉強すれば、すぐ取得することができると思う。
上?と言っていいかわからないが、エキスパートもあれば、VBAもある。
しかし、それでさえも試験であって仕事ではない。
そんな資格を持っていなくても、稼げる人はいるのだ。

だが、Excelできますと言っても、どの程度できるのか客観的に判断するのは実際に仕事をさせなきゃわからない。
過去に一度だけ人材派遣の会社でこれと同じような実力測定を受けたことがあるが、とても有効だと思った。
そういった意味では、この資格を持っていることはパスポートにはならないが、ある程度の目安にはなると思う。

その程度のものだと思うが、俺はこの試験に合格したことがうれしい。

この先はエキスパートやVBAを取ってこいと言われるよりも、実践的にSQLを使えることが必要になるだろう。
仕事的にも、時間的にも、金銭的にも余裕があるわけではないし、資格マニアでもないが、挑戦してみたいと思っている。

奥義を繰り出せる、無敵の拳を我が手にするのだ!w


ありがとう!その3

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とうとう転職も、方向性も腹が決まり、その旨を皆に話した。
会社とも話し、円満に退社する手はずは整った。

丸一日働くとはいえ、ただでさえ一か月に12出番の仕事。
転職の話が無くとも正月は有給をとるつもりでいた。
そこに来て残りの有給を消化してからやめるとなると、残る出番は8出番ほどだったか?

楽しくて仕方ない時期もあったし、本当にうんざりするような時もあった。
だが、あと8出番と思うと気が楽に思う部分もあったり、少し寂しく思ったり・・・

いつも思うことだが、売り上げも大事だけど無事故、無違反が本当に大事だ。
残りの出番で事故や違反があったんじゃやりきれない。
とにかくそれを一番に考えた。

年末は忙しく、下手くそな俺でもそれなりに稼ぐことはできた。

短いタクシー人生ではあったが、やはりこの仕事の醍醐味は一撃万収ではないかと思うw
いや、そんなことを思ってるからダメなのだがw年末は忘年会や飲む機会が多いために遠方までタクシーという人が多い。
そんなお客さんに助けられ、無理はせずとも数字的にはそこそこだった気がする。

言うまでもなく、俺はヲタクなわけだが夏と冬にはコミケがある。
参加こそほとんど無いが、仕事的には外さないw
早朝送りも、昼過ぎからの撤退も、良いペースで乗せられるってのもあるが、完全に趣味の世界でお客さんと話すのが楽しかったw
年末最後の仕事はコミケ開催日だった。
ここ数年で伊織さんのことを話しても、知ってる人を乗せたことは無い。
だが、最後にきて「えっ!いおりんのファンなんですか?」と言われたことはうれしかった。
彼女は着実に有名になっているのだと感じた瞬間だった。

年明けから伊織さんのワンマンライブが終わるまで仕事をすることはなく、残り2乗務。

もう、あけおめの挨拶をする時期じゃないころに新年初乗務w
ここにきてやっと本当にもう終わりなんだと実感した。

そして最終乗務の日を迎えた。

うちの会社は、おそらく東京中のどこのタクシー会社よりも、売り上げに対してうるさいことを言わない会社だと思う。
もちろん、事故、違反、クレーム、時間オーバーなどには厳しいことも言われるけど・・・
だが、どんなことがあっても出番でこれから出庫するときは、笑顔で気を付けて!と言って気持ちよく出庫させてくれる会社であることは本当に感謝していた。

最後の乗務にあたっても、それは変わることはない。

良い会社だったんだな~としみじみ思う。

もう最後だと思うと、嫌なことも我慢せずに、言いたいことを言ってもいいのかもしれないw
だが、最後に凄い売り上げをあげたりすることはできないが、無事故、無違反、ノークレームはもちろん。
本当に今まで乗ってくださったお客さんと、送り出してくれた会社に感謝の意を込めて、最後の乗務を勤め上げようと心を決めて出庫した。

いつも通った道もあれば、3年やってても言われてわからない場所もあったw奥が深いw
得意にしていた場所、休憩するポイント、すべてが思い出だ。
自分で車を所有しなくなってから結構な期間がある。
この仕事だからこそ、そんなことを感じないくらい都内を走り回っていたが、もうそんなこともなくなるんだな~なんて思いながら・・・

去年の10月以来、東京駅丸ノ内口の乗り場は間違いないポイントとして通いまくった場所だ。
まさか、最後にこのタクシープールでぶつけられるとは思いもしなかった。
しかも相手は大ベテランで、タクシーになって初めて事故ったというゴールド免許の持ち主。
タクシーやりながらゴールド免許がどれほど大変なのかはわかってるつもりだが、そんな人にぶつけられるのも驚くが、よりによって俺にとって最後の日ってのが凄いと思った。

もちろん、こちらは完全停止状態だったので過失は無く、いわゆる0:100なのだが、まあ気分は悪かった。
会社に報告したら「なんか持ってる奴だなw」と言われたw
どうせ持ってるなら、一撃3万収とかwそっちの方にしてほしかったよw

まあ、車もほとんど傷がなかったので営業続行となりました。

最後の運試しの銀座も大したことはなく、一番思い出がある恵比寿へ・・・

あと数時間でタクシー人生も終わりだと思うと、色んなことを思い出した。
嫌な思いも沢山したけど、今となっては全部が良い思い出だ・・・

そして、友達だからと言うだけで遠くまで乗ってくれた友達のなんと多いことか・・・

本当に皆に感謝だ。

さて、あと何人乗せられるだろう?
あの、初乗務の日TCATまで乗せたお客さんが最初だったな。
午前中指導乗務をしてくれた先輩と離れ、初めて一人で乗せたお客さんは人形町から日本橋COREDOだった。

最後のお客さんは?

恵比寿西口のロータリーを左手に駒沢通り下りといういつものパターン。
最後に祐天寺、五本木交差点ってのも別に良いかな?なんて思ったりしたw

男女二人で乗り込んだ女性の行先は江古田だった。どうも男はその女性の家に泊まりたいようだったが、女性は完全シャットアウトw
男は結局、逆方向の石川台までとなり、まさかの万収となりましたw

時間は午前3:00

中目黒、六本木あたりに行けばまだ乗せられるかもしれないけど、せっかくの万収で終わるのも悪くない。
最後は本当に何度も何度も羽田に行かせてもらったり、フジテレビまで送ったり、吉祥寺とかわけわからん客を乗せたこともある戸越で待機w
無線は鳴ることもなく、最後の回送表示に切り替えて帰庫した。

最後に無事と言えなかったのはなんとも辛い。
事故報告書を書くのが最後の仕事となった。

だが、本当なら大事故だったかもしれないところを、軽く受けることができたのだと自分に言い聞かせた。

こうしてタクシー乗務員として最後の仕事を終えた。

世界で一番お乗せしたいお客様を乗せることは無かったけど、人生で忘れることができない3年間になった。
繰り返しになるが、見ず知らずのお客様も、友達だからと乗ってくれた方も、本当にありがとう!
そして、会社の班長さんたち、仲間と呼べる皆のおかげで、なんとかやってこれました。
ありがとうございました。

人間は一日として飯を食わずには生きてられない。
間違いなく3年間、タクシーを運転することで、お客さんに乗ってもらうことで俺は生きてきた。
そのことは絶対無駄にしないし、貴重な経験として生かしていきます。 

明けの夜はチーム伊織の皆に再就職祝いをしていただき、在籍最終日は乗務員仲間が送別会を開いてくれた。

最高にうまいあんこう鍋とお酒をいただき、大雪の中カラオケで大合唱したことは忘れませんよ!

ありがとう!
ありがとう!

一日おいて、翌日から新しい職場に出社しました。

もう一か月以上経ちましたが、あいかわらず右も左もわからないけど、皆凄く良い人で、仕事も楽しいです。
毎日仕事に行くって普通の生活も、心配していたけど全く問題なくw
逆に毎日ちゃんと寝れるって凄いですw

ちょこちょこ書いてますが、オフィスも新しくて綺麗だし、まだまだ覚えなきゃいけない仕事は沢山あるけど、PCの設定とか、ちょっとだけEXCELとかw自分にもできる仕事をやらせてもらいながら勉強中です。

今の課題は我流で覚えたEXCELを、もう一度ちゃんと勉強して使いこなすこと。
しかもいじってたの2000だしw 
2010で修業中です。

どうしても、自分自身が許せなくて
どうしても、変えたかったこと

やっと一歩を踏み出すことができました。

まずは、そこに決着をつけようと思います。

 

遠隔操作

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windowsにはリモートデスクトップという機能があるが、使ったことがなかった。

もちろんネットワーク内のPCでファイルを共有したりはしていた。
だが、狭いオフィスの中で人の他のパソコンを手元で操作しようなどと思ったことはなく、席を移れば済むことだった。

逆に言うなら遠くにあるPCを遠隔操作したいと思ったことはある。
例えば会社にいながらにして自宅のPCを操作できたら?
俺にとってPCはテレビ録画をするためのものでもあったから、ふとネットで今晩の番組を録画しておきたいと思ったときなんかは、まさにそれだw
まあ、メール送るだけでタイマー録画できるとか、そんな設定をちゃんとやってればそれだけで良かったのかもしれないけどw

最近仕事で客先のPCの設定などやっているが、ちょっとしたことなら出向くまでもなく遠隔で状態を把握し、どうしても行かなきゃならないときだけ出動って感じにすれば業務も効率的だ。

で、このリモートデスクトップというものは、同じネットワーク内であれば簡単なのだが、インターネット経由というのもできるけど、俺は実はまだよくわかっていないw

インターネット経由ならばLogMeInというサービスがあって非常に手軽にできる。
ものは試しに会社のデスクトップで実験してみた。

PCからなら、全く自分のPCをいじってる感覚にさえなる。
更にはiphone用のアプリもあって、いざってときは非常に便利だと実感した。

最近はネットストレージも便利でファイルをネット上に置いておけば、わざわざリモートでPCを操作できなくても良いのだが、どうしてもそのPCからしか操作できないもの、自分のPCには入っていないアプリケーションでの作業なんかには非常に便利だし、ネット上に置いてないファイルの取出しなんかにはやっぱり必要だったりする。

こりゃ~便利だw

さて、自宅での話だが、基本的にPCはデスクトップ1台で複数のPCが稼働していることは無い。
家庭内のネットワークにはPS3とテレビ、無線LANでiphoneやゲーム機を繋ぐくらいだった。
だが、会社でノートPCを持たせていただき、家庭内に複数のPCがある状態になった。

冬場にはとても切実な問題があって、どんと構えたデスクトップだが、この前に座ると寒いのだw
冬場はこたつのそばにテーブルを置いて、そこにPCを移動しようかと何度も考えるほどに寒いのだw
ツイッターでつぶやくくらいならiphoneで十分だし、入力は先日買ったbluetoothキーボードでも、音声入力でも困らない。
だが、PCでの作業が必要だとどうにもならない。

そこで、こたつに座りながらにしてノートPCからデスクトップを操作してしまおうと思ったw

ただファイルが操作できるのではなく、PC自体を操作できるから、128GBしかないSSDだけのノートPCからでも、動画のエンコード作業なんかもできるので便利なことこの上なしだw

使う環境に無かったとはいえ、今までこんな便利な技術を使わなかったのはもったいないと思った。

そして、少しはセキュリティーってものを考えなきゃいかんと思ったのと、先日話題になった遠隔操作事件なんかもレベルが違うかもしれないができてしまうんだな~と思った。

ありがとう!その2

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退職をするなら最低でも一か月前にその意思を伝えるのは礼儀である。

給料の〆日での退職を考えると、そうそう考えてる時間もない。
あれほど望んだ転職だが、いざとなると生じるのが・・・

そう!一番やってはいけないこと。

「迷う」だ。

ものの見事にはまったw

進む道がわかっていても、そこに到達するのが難しいなか、どうやったらそこに行けるか考えるのは

「悩む」と言う。

これは価値があることだ。
だが「迷う」には何の価値も無い。

その迷いの根本は、見えないものへの恐れ、不安だが、究極的に言えば己の弱さだ。

なんだかんだ言っても3年間タクシードライバーをやってきた。
仕事にも慣れ、道も覚え、接客もできるようにはなった。
だが、そこから抜け出したいと思ったのが始まりなのだ。
他の仕事に変わらなくても、内なる決意が本物なら、そのままの環境でもきっと良い結果はでるだろう。
だが、それは何度も決意し、何度も挫折してきたことを考えると、やはり、この場所にいるべきではないと思った。

だが、全く違う世界に入っていくことは、それでも良いのではないかと思うほど、とても勇気がいることだ。

・・・

きっとどちらの仕事を選んでも、あっちの方が良かったのではないか?と思うに違いない。
これがゲームならここでセーブしておいて、先に進んで違うなと思ったら戻るという卑怯な手も使えるだろう。
だが、人生はそうはいかないんだよねw

そんな迷いを晴らしたのは、これまた昔聞いたある漫画家の話だ。

人生にはピンチとチャンスがあり、ピンチを切り抜ける人は強いと思われる。
だが、本当に強いのはチャンスを生かす人だ。

そうだ!俺にはチャンスがおとずれたのだ!
この先、頑張り続けて個人タクシーになったとしても、そこが上限だろう。
だが、異業種には全く想像もつかない未知のチャンスがあるかもしれない。
きっと困難な道ではあるが、だからこそやりがいもある。

やっと迷いは晴れてきたのだが・・・

大事なことがある。
もう、どちらに進むべきかを自分の中ではほぼ決めた状態だが、正式に採用の通知をもらったわけではないのだw

そんな時、紹介してくれた友人からメールがきた。

「いつから来れる?」

って、まだ採用と言われてないんだけどw
やはりそこはキチンと会社から採用と言ってもらわないと踏ん切りがつかない。
その旨を伝えた2時間後、面接をしてくれた副社長から電話があった。

「この先、一生もののスキルを身に付けていきましょう!」

この一言で完璧なまでに俺の角度は決まった。

翌日、俺は班長のところへ行ってこう言った。

「あの~・・・ハイヤーの話も頂いたのですが・・・」

「やっぱりタクシーに残りたい?」

「いえ、会社を退職しようと思います。」

ハイヤーかタクシーかの話をすると思った班長は、一瞬言葉を失ってから聞きなおした。

「ハイヤーに行くのをやめるんじゃなくて?」

「はい、会社を辞めます」

「わかった。明日改めて話をしよう」

それは一応ちゃんと話をしたのか?と言われたときのための儀式のようなものなのだろうと理解した。

班長や会社には、それほど心苦しいとは思わなかった。
だが、こんな俺でも仲間と呼ばせてもらえるドライバーがいる。
そっちの方が辞めるというのが心苦しい。

ある先輩は、ハイヤー断ってタクシー続けても大丈夫だよと、会社との関係から辞めると言ってると思って心配してくれて、相談にのってくれた。
辞めちゃうのは寂しいと言ってくれる人も・・・

俺は 高校中退で親と働き、次の下水屋では一緒に入社した人は皆すぐに辞めてしまった。
生涯で仕事で同期と言える人がいない中、このタクシーだけは同期と呼べる人が二人いる。
ドライバー同士は上下関係もなく、よっぽどの先輩ならともかく、皆仲間と呼べるような人が多かった。
だから同期という概念はあまり無い世界だが、ほぼ同じ時に入社し、同じ教官に教育を受け、デビューもそれほど変わらない二人(正確にはもっといるのだけど)には特に思い入れがある。

稼ぐのが難しい土曜日にデビューして、いきなり7万5千円売り上げてきたN君
福島から上京して、道も一切わからないところからスタートしたI君

この二人に辞めることを話すのが、一番辛かった。

つづく

ありがとう!その1

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3年前の1月でした。 
10年間、社長まで勤めた会社を解雇され、1年間の無職生活の果てにタクシー会社を紹介してもらったのは・・・ 

1年も無職やってると、本当に自分は世の中にいらない人間なんじゃないかな?と思い始めます。
75社も求人出してるところに応募しても、面接に呼ばれることさえ稀でした。 
そんな状況の中、もう選ぶ余裕なんて全く無い中でのタクシーの話。 
腹を決めて、やることにしました。 
と言うより、やるしかない状況でした。

なんとか採用してもらい、3年前の今頃は必至で二種免許の取得のためにがんばっていました。
そして、必ずやこの世界で成功してみせる!と思っていました。

最初は楽しく仕事してましたけど、2時間も空車で走ればやる気も枯れます。 
それでもあきらめないで走り続ければ、良いことが待ってるときもあったり、そうではなかったりw 
でも・・・正直、なんでこんな思いをしなきゃならないんだろう?ってことも沢山ありました。 
ぶっちゃけ諦めてしまっても、楽をしても、誰にも文句を言われません。 
ただ、それじゃ売り上げが伸びるわけもなく、それは給料に反映され、生活は楽になりません。 
だから、がんばろうと思ってもトラブったり、違反で捕まったり、事故にまで至らないとしても危ない思いをしたり・・・ 

で、まあ、ある程度がんばって、そこそこの収入で我慢できればそれほどでも無いことに気づき、多くの働き盛りが残業残業また残業をしているところを、勤務形態が違うことはあるとはいえ、逆にやりたくても帰るしかないほど勤務時間は完全管理。 
出勤日数も月12日出れば良いから、13日ある月は1日休んでも良い。 
うまく組み合わせれば連休もとれるし、明けは眠いけど自由な時間となり、その時間も多い。 

前職では家にろくに帰る時間もなく、毎年10月から3月までは休みもろくに取れない状態が続く・・・そういう意味ではタクシーはキッチリしている。 

社長までやっちゃうと皆が自分の指揮で動くのでストレスは感じないけど、俺の場合は雇われ社長だったからオーナーの理不尽な要求にはストレスを感じていた。 
タクシーは出庫さえしてしまえば、お客さん以外に文句を言う人もいない。
まあ、それも結構なストレスなんだけどw 

そうゆう意味では、自分としては稼げないことを除けば、全く理想的な職場でした。 

でもね・・・ 

本当にこれで良いのだろうか?って思う反面、居心地の良さに甘えてきました。 

しかし・・・

深夜までどころか徹夜で働く友がいる。 
早朝から出勤してがんばる友がいる。 
かつて、仕事しろよ!と偉そうに言ったニートだった友が今は立派にがんばってる。 
好きな分野でがんばれ!と言った友が、その通りに好きな分野でがんばってる。 

なのに俺はこれで良いのか? 

真剣に考えることが多くなってきた。 

そんな中、自分で自分がどうしても許せない事態を迎える・・・ 

このままじゃ駄目だ! 

そう思ってもこのご時世だし、3年前より歳をとり、体力も落ち、一体どこが雇ってくれるのさ?
自分で事業を始めるにも資金もありません。

どこかに突破口はないか?と本を読んだりしたのですが、ふと昔先輩から紹介された小説を思い出した。

宮本輝 「ここに地終わり 海始まる」

この作品の話自体も非常に良いのだが、そこに出てくる一文はおそらく多くの人が心に刻み、苦境を乗り越えたに違いない。

その一文は

「冬は必ず春となる」

というものだ。

思えばこの数年の俺の人生は冬ではないか。
だが、冬は必ず春となるのだ。

ここで一番グッとくるのは「必ず」と言う部分だ。
そう!「必ず」だ。
そのチャンスは必ず来る。

そして、そのチャンスはあまりに突然に夜にやってきたw
それは古くからの友人の一本の電話だった。
うちの会社に来ない?との話に驚きつつ内容を聞いたが・・・

イマイチ話を飲込めなくて、次の日の乗務中に友人に会いに行って話を聞いたw
なんとなく、俺にもできる仕事なんじゃないか?と思った。
そして話はトントン拍子で進み、面接を受けさせてもらった。

とは言え、コンピューター関係の会社なので、その道のスペシャリストの中で、俺のようなほんのチョッとだけExcelができる程度の人間など本当に使ってもらえるだろうか?という不安を素直にぶつけてみた。

「年齢が年齢なんで、即戦力じゃない私のような人間でも大丈夫でしょうか?」

間髪入れず返ってきた答えが

「今即戦力でも、新しい技術についていけなければ同じです。猛勉強してがんばってもらえば大丈夫です」

なんとも暖かい言葉だった。
もし採用が決定したら、迷わず飛び込もうと思ったのだが・・・

人生にはモテ期というものがあるらしいw
会社でもタクシー部門からハイヤーに来ないかと誘いを受けたw
聞けば収入も安定するし、土日休みだし、残業もそれほどではないとか・・・

なんでここに来て、いきなり開けてくるんだ!
今度はなんとも贅沢な悩みになってきた。

ハイヤー部門からタクシーに移ってきた人は、嘘だから絶対に行くなと言うし、今までそれほど真剣に話したことがなかった班長まで引き止めてきた。

さて、どうしたものか?

タクシー続行か?ハイヤーか?完全なる異業種に転職か?

つづく
 
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